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楽山園

観光案内

楽山園(らくさんえん)は、群馬県に唯一現存する大名庭園で国の名勝に指定されている。群馬県甘楽町にある庭園で、池泉回遊式で背景の山を借景にした見事な庭園である。江戸時代初期にこの地を拝領した小田信雄が作庭した庭園で織田氏と茶事の関連も感じさせる見事な庭園である。

観光情報
駐車場【有】
トイレ【有】
料金:大人300円、中学生無料
団体割引有
時間:9:00~17:00(3月~10月)、16:00(11月~2月)入園は30分前まで。
休園:年末年始

アクセス
高崎駅から上信電鉄で上州福島駅下車。徒歩またはレンタルサイクル。


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周囲の地図情報 楽山園

詳細案内

楽山園
種類:大名庭園 池泉回遊式 背景

楽山園は、江戸時代初期に織田氏によって造られた小幡藩邸の庭園である。池泉回遊式の借景庭園で、「戦国武将庭園」から「大名庭園」へと移行する過渡期の庭園と位置づけられ、京都の桂離宮と同じ特色がある。

「景石」の置かれた池を中心として、「中島」や「築山」を築いて起伏のある地形を造り出し、「梅の茶屋」や全国的にも珍しい五角形の形状をした「腰掛茶屋」など複数の茶屋を配し、それらを巡る園路にも工夫を凝らしている。借景庭園としても秀逸で、庭園の西側にある雄川を挟んで紅葉山、南方の連石山、熊倉などの山並を借景として取り込み、豊かな広がりを演出している空間構成は、「庭園美」の極みといえる。さらに、複数の茶屋をはいしていることから、「織田氏と茶事」との関連も深くうかがうことが出来、歴史的・文化的にも高い価値がある庭園である。

楽山園という名前の由来は「知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ」という論語の故事から名付けられたと言われる。群馬県に唯一存在する大名庭園で、国の名勝に指定されている。