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熊野三山

熊野三山は、熊野速玉大社熊野本宮大社熊野那智大社の総称。熊野神社の総本社で、3社とも和歌山県の南部に位置し、現在も三山へと続く道は古道として現存している。熊野三山とその信仰は古くは平安時代より篤く崇敬されており、参拝には皇族から貴族、武士から市民に至まで広く行われていた。古の聖地巡りは歴史と供に自然の力を感じるパワースポットとして現在も熊野三山参詣は人気が高い。熊野三山を巡る古道は現在も形を変えず残っており、その歴史的価値はユネスコの世界遺産にも熊野三山と供に登録されている。その為に、古来の参礼者と同じ様に古道を歩きながら、参拝する人も多い。聖地としての熊野は日本書紀や古事記にも現れ、神武天皇の大和侵攻を勝利に導いた八咫烏縁の地でもある。熊野神社の神鳥・八咫烏はその為、勝利を導く神として勝利祈願を願う人々によっても広く信仰されている。

熊野三山参詣は日本屈指の歴史を誇るパワースポット巡りである。特に古道を歩く参詣は、大自然と歴史を静かに肌で感じながら楽しめ、その御利益を体で感じる事が出来る。日本三大瀑布の一つ、那智大滝も見逃せない。

熊野本宮大社

観光案内

熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)は、和歌山県にある熊野三山の一つ。全国に数千社ある熊野神社の総本社である。御祭神は三山共に共通する「熊野十二所権現」と呼ばれる十二柱の神で、主祭神は他二杜と異なる、「家津美御子大神」である。古来より熊野は日本でもっとも神聖な聖域としてしられ、公武問わず老若男女大勢の人々が競って参詣し、その様子は「蟻の熊野詣」とまで呼ばれた。現在もUNESCO世界遺産に登録され変わらず多くの参拝者で賑わう。特に有名なのは、平安時代に宇多法皇に始まる、歴代法皇・上皇・女院の熊野御幸が百度以上にも及んだ。また神鳥である、八咫烏は日本サッカー協会のマークにも使われている事から、多くのサッカー選手やファンも必勝祈願に訪れる。

観光情報
駐車場 【有】
トイレ 【有】
宝物殿 【有】

拝観料:無料
参拝時間:6:00~19:00

アクセス
JR紀勢線新宮駅よりバス。


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