長野県は、信州とも呼ばれ中部地方に属する海に面していない都道府県の1つ。西側を北アルプス、中央アルプスなど3000m級の山岳地帯が占め、県全体の地形も山に囲まれた盆地が点在するように構成されている。主な盆地は、善光寺で有名な長野盆地、松本城がある、松本盆地、軽井沢などがある、上田・佐久盆地、諏訪湖のある諏訪盆地、天竜川沿いの伊那盆地、木曽路がある木曽盆地である。妻籠宿、奈良井宿など旧中山道の史跡が現在も良い状態で現存し、現存十二天守で国宝でもある松本城、善光寺や諏訪大社など、歴史の深い史跡を多く有する。特に松本城はその美しさと保存状態の良さから、海外からも高い評価を受ける日本を代表する城郭である。清流が多く、お米はもちろん、わさび、蕎麦など特産品も多い。また北アルプスに属する地区には白馬を代表に多くの温泉とスキー場がある。