この建物は、当行の母体となった旧第59銀行本店として1904年に建設された。1943年10月第59銀行が創立された後は弘前支店に転用して来たが1965年5月に支店新築にあたり、この地に移転し、第59銀行時代の貴重なる記念物として又当地方における明治期の文化財として永く保存することになっている。 設計施工は、当時名匠といわれた弘前市の棟梁堀江佐吉の手によるもので、構造は木造ルネッサンス様式の洋風建築として貴重なものである。