開基:足利義政
創建:1490年
正式名称:東山慈照禪寺
慈照寺は、京都市左京区にある寺院。室町幕府8代将軍足利義政によって1490年に開基された。銀閣寺としてしられ、金閣寺、飛雲閣とならんで京都の三閣と称される。義政は15歳の時に将軍になり、1473年に将軍職を譲り、東山殿の造営を始めた。当時は応仁の乱の直後であり京都の経済は疲弊していた。東山文化は義政によって完成された文化で、義政はその生涯を自らの美意識を形にした文化のために尽くした。
観音堂(銀閣)
木造二階建ての楼閣建築で1489年建立。国宝に指定されており、現存する唯一の楼閣庭園建築である。目の前にある池と銀沙灘とあわせた庭園全体が文化の一部となっている。
東求堂
1486年建立の国宝。
庭園
特別史跡・特別名勝。錦鏡池(きんきょうち)を中心とする池泉回遊式庭園。「苔寺」の通称で知られる西芳寺庭園(夢窓疎石作庭)を模して造られたとされるが、江戸時代に改修されており、創建当時の面影はかなり失われているといわれる。「銀沙灘」(ぎんしゃだん)、「向月台」と称される2つの砂盛りも、今のような形になったのは江戸時代後期とされている。
Official Web: https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/guide/