天守:無し
城郭の種類:山城
天守構造:無し
築城年:1587年
築城主:北条氏照
八王子城は、小田原城の支城として1587年に北条氏照によって築城された。関東を甲州の武田軍と北の上杉軍から守る重要な城塞で、石垣を使った本格的な城郭である。
1590年、豊臣秀吉の小田原攻めで、八王子城は、上杉景勝、前田利家、真田昌幸の軍勢1万5千によって攻め落とされる。この時、氏照は北条氏政とともに切腹し、婦女子は城内にある滝に身を投げた。滝は三日三晩血に染まったと伝えられる。その後は、関東に移封された徳川家康によって廃城となる。
八王子城の歴史は古く、916年に山頂で修行中に牛頭天王と8人の王子があわられた事に由来し、八王子権現を祀り、八王子城と名づけられる。
(参照:オフィシャル案内現地観光情報等)