主祭神:箱根大神
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)
木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)
の総称。
創建:人皇五代考昭天皇の御代。
例祭:8月1日
湖水祭:7月31日
箱根神社は、古来より関東総鎮守箱根大権現として崇敬篤い名社である。東海道の要所である箱根に位置し、交通安全・心願成就・開運厄除などの御神徳の高い運開きの神様として現在も信仰が篤い。
社伝によれば、起源は人皇五代考昭天皇の御代聖占に仙人が箱根山の山々を霊峰・神体山として祀った事から始まる。奈良時代の初期に萬巻上人がご神託により現在の地に里宮を建てて箱根三所権現として称え奉り、仏教をとりわけて修験道と習合した。平安時代初期に、箱根路が開通し、往来の旅人が特に道中安全を祈った。
鎌倉時代には源頼朝を始め武家からの崇敬も篤い神社であった。東海道が開通し、関所と箱根宿が設けられると、交通安全の祈願として庶民信仰の聖地と変貌して行く。現在も、交通安全の祈願篤く、自動車のお祓いが特に信仰されている。
参道には見事な杉並木があり、歴史の重厚さを感じさせる神社である。
境内には湧き水があり、九頭龍神社として祀られている。龍神水として掌にうけて久地を濯げば一切の不浄を洗い清めると伝えられている。
安産杉
源頼朝も安産祈願し、3代将軍・實朝(三代将軍)が無事誕生したと伝えられる。
ホームページ:http://hakonejinja.or.jp