主祭神:林崎甚助源重信
創建:807年
主な神事:無
正式名称は「熊野居合両神社」。剣道場施設「居合振武館」が側にある。
林崎甚助源重信
林崎甚助は、1542年浅野数馬の子として誕生した。1547年、父数馬は坂上主膳の闇討ちに遭い暗殺された。幼少の甚助は父の仇討を志、1554年13歳の時、仇討のための剣法上達を祈願して修行に励み、二年後「神妙秘術の純粋抜刀」の典旨を神授された。そして、1559年に「純粋抜刀」を開眼。元服して林崎甚助源重信と名乗り仇討の旅に出る。1561年、京都で仇の坂上主膳を討ち果たし、見事仇討を達成した。本懐を遂げた甚助は、故郷に戻り熊野明神に刀を奉納し、自身の居合を林崎流と名乗るようになる。1562年に母親がなくなると、全国を回り武者修行しながら門弟の育成に励み、抜刀を広めた。
(参照:オフィシャル情報)