主祭神:大山咋神 (おほやまくひのかみ)
創建:1478年
主な神事:山王祭 6月15日
正確な創建は不明である。その昔武蔵野開拓の始祖・江戸の郷の守護神として江戸氏が山王宮を祀り、その後1478年太田道灌が江戸城を築城するにあたり、川越山王社を勧請し、江戸の町を繁栄の礎を築いたとされる。
その後、1590年江戸に移封された徳川家康が、江戸城の城内に社地を遷し、「城内鎮守の社」「徳川歴朝の産神」として、江戸市民からは「江戸郷の総氏神」「江戸の産神」として崇敬されるようになる。二代目将軍秀忠が江戸城を大改造する際、社地を場外に定め社殿を新築した。この時より、庶民も参拝できるようになり、江戸庶民からの信仰ますます深くなる。
1657年の明暦の大火によって社殿が全焼し、時の将軍家綱が現在の地に社地に充てて、新たに権現造りの社殿を造営した。その後永きに渡り、天下泰平、万民和楽の都を守護する祈願所として親しまれている。
戦火の為ほとんどの社殿は焼失してしまう。1958年に社殿は再建された。
宝物殿には国宝に指定されている刀剣など多く展示されている。
オフィシャルホームページ http://www.hiejinja.net/
(参照:オフィシャル情報)