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鳳来寺

観光案内

鳳来寺(ほうらいじ)は、愛知県新城市にある真言宗の寺院。標高695mの鳳来寺山を境内とした寺院で、麓から本堂までの1425段の石段が特に有名。創建も古く歴史的価値や遺構を多く残す荘厳な寺院であるほか、鳳来寺山のハイキングスポットとしても有名である。仁王門などは徳川家光寄進で重要文化財に指定されている。境内には同じように家光寄って建立された東照宮などもある。愛知を代表する観光地である。

参拝者情報
駐車場【有】
トイレ【有】

アクセス
JR飯田線本長篠駅からバスにて鳳来寺山へ。


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周囲の地図情報 鳳来寺

詳細案内

鳳来寺
鳳来寺山の標高は695mで麓からの標高差は約475mある。また、鳳来寺本堂は標高450mの地点に鎮座し、山麓から延びる1425段の石段は全国有数の規模である。

鳳来寺山は今から1400万年前に起こった火山噴火とその後の侵食作用によって今の形となった。そのため、ここの地質は火山活動によって溶けて冷え固まった岩石や火山灰で成り立っている。鏡岩に代表される切り立った岸壁などの特異な景観は神秘的なものとして古くから人々を惹きつけ、703年に鳳来寺がこの山に開かれた。平安時代になるとここは、仏教の教えを会得したい人々によっての聖地となり、その中で真言宗や天台宗の二つの信仰が特に学ばれた。

さらに、鳳来寺本尊の薬師如来へ病気の平癒や災除などを願って、中世や近世では武士や多くの一般の人々もこの地を信仰するようになり、鳳来寺は江戸時代には最盛期を迎えた。

仁王門
国の重要文化財。徳川家光によって1651年建立。