池上本門寺は、1282年10月13日に日蓮聖人が入滅された場所である。日蓮聖人が入滅した日の合わせて、11日に法要の続き、12日午前10時から宗祖御更衣法要が営まれ、聖人の御衣を夏物から冬物の御衣にあらためる。
12日18時から深夜にいたるまで練り歩きが行われる。13日の19時に聖人入滅時に六老僧日昭聖人が打たれた臨滅度時の鐘にならい、貫首の手により静かにそして厳かに臨滅度時の鐘が打ち鳴らされおわる。
万灯(まんどう)
日蓮聖人が入滅された時に、庭先の桜(お会式桜)が盛大に花を咲かせた故事に習う。万灯は紙で作った造花で宝塔でかざる。
万灯を先導する江戸の火消し集が参拝する折にに始めた纏。纏が華やかに舞、団扇太鼓と鉦と笛の軽快な音色と共に万灯は進んで行く。