種類:古墳 遺跡 歴史散策
石舞台古墳は、総重量2,300tにも及ぶ巨大な古墳の石室。封土が失われて、玄室部が露呈している。6世紀末から7世紀前半に造られた蘇我馬子の墓と伝えられる。玄室の長さは、約7.6m、幅約3.5m、羨道部の長さは約11.5m、幅2.2m、高さ4.7mある。天井石は重さが77tある。現在封土基部は方形で、外斜面に自然石の貼石がある。一辺の長さは約55m、空堀に囲まれておりその幅は6.5mある。巨大な石材を架構した雄大さは、日本古墳の中でも特に美しい。
埋葬品は盗掘にあっており失われている。
国の特別史跡に指定されている。現在は内部も石室は公開されている。