寺格:総本山
開基:伝・為光上人
創建:770年
正式名称:紀三井山金剛宝寺護国院
紀三井寺の名で知られる護国院は和歌山の名刹の一つ。開基は唐人・為光上人と伝えられる。諸国を巡っている時に、名草山山頂に霊光を観じられて、山頂に千手観音の尊像を感得して開山したと伝えられる。秀吉の紀州攻めの翌年本願坊が創建され護国院と改称した。楼門から231段の石段を登った所が境内の中心地で正面に六角堂。左手に本堂、鐘楼、大師堂などがたつ。また桜の名所としても知られ、さくらの名所100選にも選ばれている。
本堂
1759年の建立。
仏殿
2002年に竣工。高さ25メートル。
護国院楼門
1509年に建立。
護国院多宝塔
室町時代の建築。