種類:歴史観光 城下町 現存天守
松江城
松江城は、戦国時代・江戸初期から現存する12の天守閣の一つ。比較的新しい年代にも関わらず、姫路城などと比べると古い構造の城になっている。1611年に、初代松江藩主堀尾忠氏によって築城された城で、日本三大湖城にも数えられる。4重5階地下一階の構造で、石垣を含めたその高さは30mにも及ぶ。日本百名城の一つ、そして桜の名所としても知られ、さくらの名所百選の一つにも選ばれている。また国の史跡に指定されている。石垣、堀も良好な状態で現存しており、三の丸と二の丸を結ぶ門や3連櫓などが復元されている。
武家屋敷
松江武家屋敷は、600石取りの中級藩士に与えられた住宅で、数少ない完全な形で現存する武家屋敷である。1733年に再建された建築で、70坪の母屋には武家屋敷の特徴である式台玄関や座敷など当時の侍の生活が伺える。また、当時の生活をより分かりやすく再現する為に多くの江戸時代の生活用品が資料として展示されている。江戸時代にタイムトリップ出来る武家屋敷である。
塩見縄手
武家屋敷群がある松江城北側の一角。武家屋敷の他に、小泉八雲資料館や小泉八雲旧宅、それに多くの伝統家屋を有する。