種類:武家屋敷 歴史観光 侍
この武家屋敷は、松江藩主の忠臣となった塩見家が出世した家として知られる。その為、この辺りを塩見縄手と呼ばれる様になっている。1733年に大火で焼失した後再建された建築で当時の状態をほぼ完全な状態で残す数少ない現存武家屋敷である。
先ず、表にある入り口の長屋門は武家屋敷の特徴の一つで中間の住居としても使われていた。母屋は式台玄関や座敷が表に備えられ、裏面には居間や家族の間などが設けられている。表の間は豪華な作りで、私生活の場は質素な作りになっている。作りは材料までもが区別されており、武家の公私の別の厳しさを物語っている。庭園も質素な作りである。
当時の生活を再現するため、鎧や刀の他様々な生活用品や家具が展示されている。