種類:武家屋敷 樋口家は江戸時代、真田藩士として目付役などを務め、江戸時代末期には230石の上級武士の家であった。その歴史は、武田家の家臣であったと伝えられる。樋口家6代当主が1765年に現在の地に移り住んだ。 主屋は、木造平屋造、寄棟造、茅葺の造りで、1862年に修理されておりそれより以前には存在した。桁行14.53m、梁間7.26mある。 土蔵は、木造2階、切妻造で1864年に建築された。長屋は木造平屋に大正時代に江戸時代の木材を再利用して再建された。 庭園には池が見られる。