宗派:高野山真言宗
寺格:準別格本山
開基:斉藤別当実盛
創建:1179年
正式名称:聖天山観喜院長楽寺
聖天山観喜院長楽寺は、埼玉県熊谷にある高野山真言宗の寺院。日本三大聖天の1つとして知られ、特に縁結びの霊験あらたかで、夫婦の縁はもちろんのこと、家内安全・商売繁盛・厄除け開運・交通安全・学業進学などのあらゆる良縁を結ぶご利益があると信仰が篤い。妻沼の聖天、埼玉の日光として愛されている。
聖天山は平家物語、保元物語、源平盛衰記や謡曲実盛、歌舞伎実盛物語などに、武勇に優れた義理人情厚い人柄が与えられている、斉藤別当実盛公が、当地の庄司として、ご本尊聖天さまを1179年に祀った事が始まりである。実盛の次男が出家して阿請房良応となり、1197年に観喜院を開始した。
聖天堂
奥殿・中殿・拝殿よりなる権現造で、江戸時代中期1735年から1760年にかけて20数年かけて再建された。
奥殿胴羽目の彫刻
東照宮にも劣らない精巧を極めた彫刻が施されている。七福神と唐子遊び」等を描いた情緒豊かなもので、桃山風の気品を残している。中央の囲碁遊びの局面は昔の名勝負から写した物である。また、左甚五郎作と伝えられる鷲と猿等もある。2012年に国宝に指定された。
貴惣門
1851年に建立された山門で、国の重要文化財に指定されている。
春季大祭:4月18日・19日
秋季大祭:10月18日・19日
火渡りは第二日目。
ダルマ市:元旦。
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