主祭神:伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)
創建:景行天皇の御代、日本武尊によって創建。
主な神事:例祭 4月8日
三峯神社は、第12代天皇、景行天皇の御代に、東国平定の為に遠征していた日本武尊がこの山に登った祭に、美しい山川を見て、伊弉諾尊と伊弉册尊の国づくりを偲びここにお宮を建立した事に始まる。その後、天皇が日本武尊が平定した東国を巡幸の際に、上総国でこの山が三山高く美しく連なる事を聞き、三峯山と名付け、神社は三峯宮の称号を賜れた。聖武天皇の御代には、流行した疫病を鎮めるために勅使を遣わし、大明神の神号を奉られた。その後も多くの朝廷や武家からあつい崇敬を受けてきた神社である。鎌倉時代には、新田義興・畠山重忠が厚く信仰した。1533年には、大権現の称号を賜り、坊門第一の霊山として、天台宗修験の関東総本山となる。江戸時代も、徳川家からも崇敬されており、その信仰は現在にも至る。
文化財
本殿:1661年建立。一間社春日造り。
拝殿:1800年建立。
随身門:1691年建立。1792年再建。
八棟灯籠:1857年建立。
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