宗派:日蓮宗
寺格:本山
開基:比企能本
創建:1260年
正式名称:長興山 妙本寺
比企氏は頼朝に仕えた御家人であったが、北条政子との政戦に敗れ、一族は滅ぼされた。能本は乱を逃れ生き残り、京都へ行き天皇に使えた。後、彼の姪の竹御所(源頼家の娘)が4代将軍九条頼経の妻になったことから許されて鎌倉に帰った。1264年に竹御所が亡くなり、比企氏所縁のこの地に埋葬し釈迦堂を建立した。能本は日蓮宗に帰依していた為に、邸宅を堂宇として、日蓮宗妙本寺を創建し、以後の日蓮宗の拠点の1つとなる。
山門と仁王門の2つの門、本殿と仏殿の2つの堂は典型的な日蓮宗の寺院の造りである。本堂は日本でも最大規模の大きさを誇る。
(参照:オフィシャル情報)