種類:武家屋敷 伝統家屋
仲町の伝統的建築物群保存地区内の町割りは、旧大手門(亀甲門)前に一筋の町人町を挟み築城当初から作られていた。1648年から51年頃と推定される絵図と比較しても現在の地割りは大きく変更は無く当時の敷地の地割りがよく残っている。間口5間から12間、奥行き約20間と細長い地割りで、現在もこの地割りが徴収されている。
伊東家
伊東家は藩医を勤めた侍であり、建築年代は19世紀初頭と考えられる。
梅田家
梅田家は19世紀の中期に建てられた武家屋敷で、在府町にあったものを移築した。
岩田家
岩田家は弘前藩に仕える中級武士で石高は200石から300石と考えられる。
笹森家
建築年代は江戸中期で、弘前の武家屋敷で最も古い。座敷、常居等主要な部分の間取りは建築当初から変わらず、部材も当初からのものが多く残っている。