盛岡町屋は「こみせ」の内土間化した柱持ち下屋を持ち、平入の街並み。平入は北東北では旧南部領に分布。町屋の職住一体の居住形式で、表から裏に通り土間「ろーじ」が通り、母屋、坪庭、蔵が気温。常居「じょい」の吹抜けが特徴。
もりおか町屋物語館
2006年まで酒造りが行われていた"旧岩手川鉈屋町工場"を盛岡市がリニューアルし、「懐かしの賑わいに出会う」をコンセプトにオープンした。鉈屋町界隈の案内・情報に、岩手県内の様々な情報発信の場として、親しまれている。
奥州・遠野・宮古の三街道が合流する盛岡城下の入口として栄えた鉈屋町の「盛岡町屋」の魅力や庶民の暮らし文化を未来に残す貴重な資源として、保存・活用・発信していくことを目指す。当時の母屋と三つの蔵が醸し出す、懐かしい雰囲気と共に城下町盛岡の歴史と文化を肌で感じる事が出来る。
蔵は、大正ロマンを感じさせる商店街や展示室があり、母屋は総合案内所を兼ねた見世・中の間・座敷と三間取りし、特にも家長の仕事場など昔の生活が体験できる。
十六羅漢
藩政時代に飢饉で亡くなった人を供養するために建立された宗龍寺境内に残る16体の羅漢と5体の五智如来。1837年着手し、13年目に完成した。彫り上げたのは藩御用職人たちで、地元の石工が作り上げた石像は全国でも珍しい。
大慈寺
原敬の菩提寺でも知られるこのエリアのシンボルの一つ。1673年創建の寺院。
大慈清水・青龍水
平成の名水百選にも選ばれている湧き水で昔ながらの用法で現在も使われている。