西尾は温暖な気候と矢作川がもたらす豊かな土壌に恵まれた土地で、抹茶の生産は全国の生産量の約30%を占める抹茶の町である。歴史は古く1271年創建の実相寺の開祖がお茶を栽培した事から始まり、江戸時代にはお茶の栽培が広まっていた。現在では多くの茶畑と農家、抹茶を生産する工場があり、多くの抹茶ブランドが存在する。抹茶に特化した町は西尾だけである。
西尾の抹茶の指定商品は、愛知県西尾市、安城市で生産された茶葉を同地域において、てん茶加工・仕上げ精製し、茶臼挽きした抹茶のことを指す。茶の分野で抹茶に限定した地域ブランドとしては全国で初めてである。