種類 一人旅 歴史観光 伝統家屋
1620年に建てられた町家で、日本では数少ない現存する江戸時代初期の町家の建築物である。商業の町として栄えた堺の町人の暮らしぶりをよく感じる事が出来る貴重な民家である。最初に建てられた、土間、上がり土間と3つの部屋が国の重要文化財に指定されている。また残りの建物も1770年代に建てられた伝統建築であり、茶室や庭園がある。堺の町家の特徴である茶室や、ハゼノキを活かした枯山水の庭園が備えられている。ハゼノキは秋になると葉が赤くなるのが特徴で、温暖で紅葉が見られない堺で秋の風物詩を楽しむ為に植えられている。堺の庭園の特徴でもある。
堺は「建て倒れ」とも言われ、建物にお金を使う事で知られる。その為に、絢爛豪華ではないが、細部にこだわった様々な粋が見る事ができる。