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信太森葛葉稲荷神社

観光案内

信太森葛葉稲荷神社(しのだもりくずのはいなりじんじゃ)は、日本書紀にも登場する古い神社。大阪府和泉市にある神社。創建は、708年。安倍晴明ゆかりの地としても知られ、葛の葉の歌で知られる。縁結びなどでも知られ、地域住民にも愛されている。樹齢700年を超える見事な楠木がある。

参拝者情報
駐車場【有】
トイレ【有】

アクセス
JR阪和線北信太駅から徒歩。


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周囲の地図情報 信太森葛葉稲荷神社

詳細案内

信太森葛葉稲荷神社
信太森葛葉稲荷神社は日本書紀に記される保食神を祀る。元明天皇の時代の創建。

約千年余り前、今の大阪市阿倍野の郷に阿倍保名が住んでいた。父は豪族であったが、人に騙されて所領を没収されたので、保名は家の最高を願い、信太森葛葉稲荷神社に日参していた。ある日の事、数人の狩人に追われていた、白狐を助けた。その時、保名は手傷を受け、その場に倒れた。白狐は、葛の葉という女性に化け、保名を介抱して家まで送り届けた。それから数日ご、葛の葉は保名を見舞い、やがてお互いの心が通じ合い、妻になり、童子丸という子供をもうけた。その子が五歳の時に、招待がわかり、「恋しくば、尋ねてみよ、和泉なる、信太の森のうらみ葛の葉」の一首を障子に書き残し信太の森へと帰ったといい伝えられる。この葛葉伝説にまつわる狐がおまつりされているのが、この神社で今も人々からの信仰を集めている。その時の子が後の安倍晴明となる。

葛の葉稲荷神社の楠
樹高:21m
幹周:11m
樹齢:約700年

葛の葉稲荷の楠は「泉州志」や「和泉名所図会」をはじめとする、江戸時代の文献に「千枝の楠」として紹介されているように、枝が四方に繁茂しているところから「千恵(智恵)の楠」とよばれ、また幹が二つに分かれていることから「夫婦のクス」とも呼ばれている。