宗派:天台宗
開基:行基
創建: 734年
正式名称:大蔵山 杉本寺
杉本寺は、別名杉本観音ともいい、創建は734年に聖武天皇の后、光明皇后の御願によって、行基が開山した天台宗の寺院である。本尊の十一面観音は、734年行基作、851年慈覚大師作、985年恵心僧都源心御作の三体の十一面観音である。鎌倉時代に火災が起こった際、本尊三体は自ら杉の下に移動し火を逃れたと伝えられる。それ以来、「杉の本の観音」と呼ばれるようになったと「吾妻鏡」に記されている。現在は秘仏となっている。前立本尊は頼朝寄進の像が安置されている。
オフィシャルホームページ http://sugimotodera.main.jp/index.html
(参照:オフィシャル情報)