主祭神:天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
創建:685年
主な神事:例祭 8月15日
戸隠神社は霊山・戸隠山の麓にある神社。奥社・中社・宝光社・九頭竜社・火之御子社からなり、創建以来2000年の歴史を持つ。起源は、神代「天の岩戸」が飛来し戸隠山を形成し、その山を中心に「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々を祀った事に始まる。その後、平安時代には仏化し修験道の道場として一時は比叡山・高野山と並び称されるほどまでに栄えた。江戸時代、徳川家康が特に厚く保護し、山中には門前町を整備し、奥社参道には杉並木を植林した。400年以上たった現在、その並木道のその威厳は圧倒的あり、また静寂な雰囲気を出している。明治時代、神仏分離により戸隠神社となり現在に至る。
天手力雄命は、天照大御神が天岩戸に隠れた時、無双の神力をもって、天の岩戸を開いた神である。戸隠神社の中で最も歴史が古く、本社として開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などの御神徳があり、多くの参拝者が毎年訪れる。参道は2キロあり、中間に茅葺の赤い随神門がある。参道の杉並木は徳川家康による植林で樹齢400年を超え、国の天然記念物にも指定されている。
週末や祝日は参拝者で混み合う。
オフィシャルホームページ http://www.togakushi-jinja.jp/
(参照:オフィシャル情報)