構造:再建天守
城郭の種類:平山城
天守構造:連立式層塔型3重3階
築城年:1585年
築城主:豊臣秀長
和歌山城は、和歌山市にある平山城。徳川御三家紀州徳川家の居城。標高49mの虎伏山に築城された城で、1585年に豊臣秀長によって築城された。現在の遺構は、石垣、濠の他に追廻門、岡口門があり国の重要文化財に指定されている。
天守は国宝に指定されて現存していたが、第二次世界大戦にて焼失した。現在は再建天守が建てられている。西の丸庭園は紅葉渓庭園と呼ばれる美しい庭園である。西の丸庭園は江戸初期の遺構を残す大名庭園であり、国の名勝にも指定されている。
岡口門は、1621年に建築された門である。追廻門も現存するもんである。
御橋廊下は、西の丸から二ノ丸にかかる橋で、濠から望む橋と天守は和歌山城のシンボルとなる。
和歌山城は、紀州征伐の副将として豊臣秀長が参陣し、その功績として紀伊を与えられ、秀長が築城した城である。和歌山と名付けたのも秀長である。
江戸時代には関ヶ原の功績として桑山一晴が和歌山城を与えられ、その後1619年に徳川頼宣が城主となり、徳川御三家紀州徳川家が成立した。