種類:七福神巡り
覚林寺:毘沙門天
創建1631年の日蓮宗の寺院。
毘沙門天:
仏教における神、ヴァイシュラヴァナで戦いの神。四天王の一人で、多聞天としても知られる。右手に宝塔、左手に鉾、黄色い甲冑に憤怒の表情で邪気を踏みつけている。
瑞聖寺:布袋尊
創建1670年の黄檗宗寺院。本堂は1757年に建立した建築物。国の重要文化財に指定されている。
布袋尊:
10世紀に実在した中国の禅僧。本名はカイシ。恰幅の良いお腹と、ナイスな笑顔がシンボル。持ち物は芭蕉扇と袋。いつも袋を担いでいたので、布袋とのあだ名が付いた。
妙円寺:福禄寿、寿老人
妙見大菩薩を祀って創建された日蓮宗のお寺。
福禄寿:
中国の老子。道教における3つの縁起のいい言葉を合わせて出来ている。幸福(家族の幸運)、封禄(財産)、長寿(健康で長生き)からなる。大きな頭に、長いひげ、杖を持ち、長寿の象徴鶴を従えている。
寿老人:
道教の祖で老子が仙人化した姿。帽子に、杖、鹿を従えている。
大円寺:大黒天
1624年創建の寺院。五百羅漢なども見られる。
大黒天:
大黒天は、インドのヒンドゥー教のシヴァ神の化身、マハーカーラと大国主命が合体して出来た福の神。右手に打出の小槌、左手に福袋、2つの米俵に乗っている。
蟠龍寺:弁財天
1709年創建の浄土宗の寺院。
弁財天:
七福神の紅一点。ヒンドゥー教の女神サラスヴァティ。琵琶を持っている為に、音楽の神様と思われがちだが、泉の神様である。弁天堂は必ず水の側に祭られている。
瀧泉寺、目黒不動:恵比寿
関東最古の不動霊場。創建は808年。
恵比寿尊:
日本の古来の漁業の神。七福神で唯一日本の神で、狩衣姿、右手に釣竿、左脇に釣上げた鯛を抱えている。