主祭神:護国の英霊 246万6千余柱
創建:1869年
主な神事:みたま祭り
靖国神社は1869年に明治天皇によって、明治維新の為に犠牲になった英霊を弔う為に建立された。明治維新は、260年にも及ぶ徳川幕府の世を終わらせ、アメリカを初めとする列強の国々に屈しない為に、天皇を主権とする新しい政府を樹立する為に行われた。その為、共に国を思う新体制派と旧体制派が戦い、多くの尊い命が犠牲となった。明治天皇は、犠牲となった多くの人々の英霊を弔い、崇拝するために靖国神社の建立を命じた。
靖国神社建立時は主に戊辰戦争、西南戦争の犠牲者を祀っていた。それらの戦争は近代日本の夜明けと称され、今日の平和と安定は彼ら偉業によってもたらされた。その英霊には坂本龍馬や吉田松陰なども含まれている。又、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、太平洋戦争で犠牲になった英霊も今日祀られている。その総数は246万6千人を弔っている。その中には、日本人として犠牲になった台湾人や韓国人も含まれている。
靖国神社では身分や階級にかかわらず平等に祀られている。それは母国の繁栄の為に尊い命を犠牲にした英霊を弔う事を目的としているからである。その為、今日宗教の違いを問わず多くの参拝者が訪れ、偉業を成した英霊に敬意を払い、お参りに訪れる。
主な祭り
みたま祭り: 7月13日~16日
春季例大祭: 4月21日~23日
秋季例大祭: 10月17日~20日
オフィシャルホームページhttp://www.yasukuni.or.jp/english/index.html
(参照:オフィシャル情報)