養老渓谷自体かなり長距離にわたって存在する。
観光地は粟又の滝エリアと養老渓谷駅エリの二つのエリアに大きく分かれる。
養老の滝エリアは弘文洞跡などの名所があり、粟又の滝エリアは多くの滝が楽しめるハイキングコースがある。
粟又の滝は落差30m、長さ100m。千葉県最大の滝。又の名を養老の大滝としても知られる。
弘文洞跡は、養老川支流の夕木川と養老川本流の合流地点の大多喜町小田代および葛藤にあり、養老渓谷においての観光名所となっている。以前は隧道の上部がつながって道が通っていて、景勝地や釣りの名所として紹介されていたが、1979年5月24日の未明に突如上部が崩落し、現在の姿となった今も独特の風景を作り出している。
養老は江戸時代に当てられた漢字で、もともとはひざが曲がるという意味の「ようろう」であった。養老川は人の曲がった膝の用に曲がりくねっていることからこの名前がついた。
※川の遊歩道を歩いているときは増水に注意。警報が流れたら直ちに避難所に非難すること。