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𠮷水神社

観光案内

𠮷水神社(よしのじんじゃ)は、奈良県吉野にある世界遺産にも登録されている神社。南北朝時代には仮皇宮が置かれた場所で、京より逃れてきた後醍醐天皇が御所として利用した神社である。また源義経が兄頼朝から逃げ隠れた時にも滞在した神社でもあり、また豊臣秀吉が吉野の花見を行った時にもここに滞在した。日本最古の書院造には、歴史上の人物が滞在した風情を残しており、また彼らの遺品の多くが展示されている。

参拝者情報
駐車場【無】
トイレ【有】
拝観料:400円
時間:9:00~16:30

アクセス
近鉄吉野線吉野駅からロープウェイで吉野へ。徒歩30分。


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周囲の地図情報 𠮷水神社

詳細案内

𠮷水神社
主祭神:後醍醐天皇 楠正成 𠮷水院宗信法印

𠮷水神社は、かつては𠮷水院といい、天武天皇の白鳳学問に修行者が創建した格式の高い修験宗の僧坊であった。明治時代に神仏分離が行われ、後醍醐天皇の南朝の皇居であった事から、明治8年に𠮷水神社と改められた。1185年ここ𠮷水院に兄頼朝の追手に逃れた源義経と静御前が弁慶等と共に隠れ住んでいた。悲運に生きた一代の英雄と住人との悲恋物語を後世へ伝えてきた数々の遺品が𠮷水神社には残されている。

1336年後醍醐天皇が京の花山院から行幸され、𠮷水院宗信法印の援護のもと𠮷水院を南朝の皇居とされていた。南朝四代五十七年の歴史はここに始まった。現存する唯一の行宮となっている。

1593年豊臣秀吉が吉野で盛大な花見の宴をした際に𠮷水神社を本陣とし、数日間滞在した。歌の会、お茶の会、お能の会などを開いて満天下に権勢を示した。

また、日本住宅建築史上最古の書院として、ユネスコより世界遺産として登録された書院があり、現在の日本住宅の源流をなす実例として数々の珍しい手法がみられる。義経・後醍醐天皇・豊臣秀吉それぞれの時代の遺品や宝物が書院内に展示してある。