主祭神:山神 天狗 八嶽山神社は山根区の準鎮守社で、山神や天狗を祀る神祠として古くから信仰され、御天狗様とも呼ばれていた。 大平山山中の巨岩のふところに祀られた拝殿で、拝殿と奥宮を結ぶ登拝路には夫婦岩とよばれる巨岩がある。こうした巨岩を神聖視し、天狗信仰と結びついて神社が成立したと考えられる。創建は不明だが、慶応年間には記録が見られる。