浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしきゅうていえん)は、東京都中央区にある庭園。古くは回遊式築山泉水庭園。その美しい景観は、特別史跡及び特別名勝に指定されている。甲府藩の下屋敷であったが、その後将軍の別邸浜御殿となり、茶園、火薬所、庭園が整備された。江戸時代後期には将軍の鷹狩の場でもあった。その遺構は今も残る。池は海水を利用していて、潮の干満による眺めの変化を楽しむことが出来るようになっている。入り口には樹齢300年の見事な黒松が植えられている。サクラや牡丹など様々な花を季節を通じて楽しむことが出来る都内のオアシスとして親しまれている。