クロスケの家は築百年以上たつ古民家の母屋と蔵、茶工場からなる施設。トトロのふるさと基金の活動拠点でもある。施設内には、竹林、屋敷林や雑木林を思わせる庭や稲荷神社、蔵に井戸など昔の農家の景観を残している。それはまるで映画「となりのトトロ」の世界がそのまま残っているようである。
母屋:
約50年前に越生から移築された古民家。築100年を越える。縁側や囲炉裏など昔の家屋の姿を残す文化財である。トトロのふるさと基金「森を守る」活動の拠点があり、様々なイベントも開かれる。ここでしか買えないオリジナルトトログッツが販売しており、売り上げは基金へ寄付される。
蔵:
明治10年から20年に建造された蔵。トトロの家紋や蔵のあちこちらにクロスケが隠れている。中にはトトロの森のジオラマやおもちゃが常設展示されているほか、各トトロの森の写真や案内が紹介されている。
茶工場:
明治35年に建てられた養蚕用の建築物を茶業に増築されたもの。当時の茶製造の機会などが展示してある他、様々なワークショップが行われる。
トトロの森はトトロのふるさと基金が活動し保護している狭山丘陵を中心とした里山。狭山丘陵は「となりのトトロ」の舞台のモデルとなったと言われる場所であり、首都圏に残された緑の孤島である。豊富な自然を今なお残す狭山丘陵を次世代に残すために、里山の購入と保護を行い、様々なボランティア活動を通じて自然を楽しむ活動を行っている。
クロスケの家に行ってトトロに会いに行こう。そして、武蔵野の自然の保護の協力・参加しよう。
トトロのふるさと基金: http://www.totoro.or.jp/english.html