落差:16m
幅:3.5m
種類:直瀑
滝見観音由来
甲斐の国は王朝時代より大変な名馬の山地として知られて来た。聖徳太子乗用の愛馬は甲斐の黒駒であったと書かれている。その後交通軍事等馬の重要性は休息に進み孝謙天皇御代には当地柏前の牧は勅旨牧として遠く都より若き牧監保高が、派遣されていた。或る日保高は当時念場小町と言われていた娘つなと見染め渓流に岩躑躅の咲く大滝のほとりに人目を忍んで逢ふ瀬と楽しみやがて二人は結ばれたと言う。以来郷人はこの良縁にあらからんとして滝見観音が祀られ縁結びの神として今に若人の深い信仰をあつめている。
(参照:現地観光情報等)