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松山城

観光案内

松山城 (まつやまじょう)は、現存天守の一つ。愛媛県松山にある平山城で、加藤嘉明によって1602年から築城された見事な城郭である。本丸は標高132mの勝山にあり、高さ10mの巨大な石垣に囲まれた構造で現在も良好な状態で残っている。天守を含む21棟の建造物が現存し、復元された櫓や門によって当時の城郭をほぼ復元している天守閣である。天守閣の構造は小天守、櫓、回廊を連立させた連立式層塔型で姫路城と同じ構造である。その歴史的価値の高さから国の史跡に指定されており、その勇壮無比な姿はミシェランで二つ星の評価を受けている。日本100名城の一つに選ばれている。

観光情報
駐車場【有】
トイレ【有】
料金
天守:大人500円、小学生以下150円。団体割引有り。
ロープウェイ:往復大人500円、子供250円。
時間
天守:9:00~17:00(2月~11月、8月は17:30、12月1月は16:30まで)
ロープウェイ:8:30~17:30(2月~11月、8月は18:00、12月1月は17:00まで)

アクセス
松山駅から路面電車で「大街道」まで。徒歩でロープウェイ乗り場まで。


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周囲の地図情報 松山城

詳細案内

松山城

遺構:現存天守
城郭の種類:平山城
天守構造:3重3階 連立式層塔型
築城年:1602年
築城主:加藤嘉明

松山城は、愛媛県松山にある平山城。天守閣は現存12天守の一つ。戦国時代、関ヶ原の戦いで武功を揚げた加藤嘉明が領地を加増された時に、標高132mの勝山の山頂に本丸、麓に二ノ丸、三の丸を備えた城郭を築く事を決める。築城は1602年に開始し、1627年に落成した。山頂に築かれた本丸は高さ10mの石垣で囲まれた堅固な城で、天守は本壇さらに4m、大天守は8mの石垣にそびえ立つ。姫路城と同じ、大天守、小天守と櫓を回廊で結ぶ連立式層塔型である。

松山城には天守以外にも21棟の現存する建築物があり重要文化財に登録されている。また城郭は国の史跡に指定されており、他に「日本100名城」「美しい日本の歴史的風土100選」「さくら名所100選」「日本の歴史公園100選」にも指定されている。

戸無門
現存する高麗門。昔から扉が無くその名が呼ばれている。1624年~1648年に建てられたと考えられる。

筒井門
築城時は正木城から移築された松山城最大の門。大手の守りの要の門である。

隠門・隠門続櫓
筒井門の奥の石垣の陰に隠された門と櫓。現存する建築。

野原櫓
本丸西北を防御する櫓。日本では数少ない現存する望楼型二重櫓で、巨大な梁を通じて二階を支える構造で、犬山城と同じ型で、初期の天守の原型とされる。

紫竹門
現存する門。本壇に接し、乾門方面からの侵入に対する守りの構えである。

乾櫓
現存する櫓。本丸の乾の方角を守る櫓で、搦手を守る重要な門。乾門と乾門東続櫓と合わせて堅固な守りを有している。

一ノ門・一ノ門南櫓
現存する門。天守へと続く門で、天守の守りの構造が良く伺える。

大天守
三重三階地下一階の層塔型天守。1784年に焼失し、1854年に再建された最後の現存天守。高さ20mで本壇高さ8.3mの上に築かれている。松平氏の城として築城された天守であるため、現存天守で唯一徳川葵の瓦紋が付けられている。

小天守
二重櫓で現存する小天守。南隅櫓・十間廊下・北隅櫓と合わせて連立型の天守を構成している。これは姫路城とほぼ同じ構造である。

ホームページ: http://www.matsuyamajo.jp/