主祭神:木花開耶姫命
由緒は、社伝によると110年日本武尊が東夷征伐の際、奇瑞により創建されたと伝えられる。その後、曽我稲目が再興し、平兼盛が修理したとの記録が在る。武家の崇敬もあつく、源頼朝を始め、武田信虎・勝頼、今川家、江戸時代による小田原城主などが毎年奉弊されていた。
御神木が見事であり、美しい杉林に囲まれた静かな社である。その昔富士山の登山道として須山口が存在した。記録では1486年に初見する。1707年の宝永大噴火で登山道はルートを一時変えられ、1780年に元に戻る。
社殿は1823年に再建されている。
世界遺産の他に国の史跡にも指定されている。