築城:1505年 牧野古白
状態:城址
吉田城は、愛知県豊橋市にある平城。1505年に今川氏親の家臣・牧野古白が築城したと伝えられる。徳川家康の祖父・松平清康が攻略したが、その後はまた今川氏の支配下となっている。1560年、桶狭間の戦いの戦いで今川義元が織田信長に討たれ、その後は徳川家康の管理化に戻る。
江戸時代は、吉田藩が置かれて、東海道の重要な防衛拠点の1つに挙げられていたため、江戸幕府の老中・大坂城代・京都所司代格など有能な譜代大名が城主に選ばれ出世城などと呼ばれていた。東海道以外にも伊勢航路の湊町としても城下町は大変栄えた。
現在も、多くの遺稿が残っており、石垣や空堀などは見事である。また川からの入り口などの遺稿などは独特である。模擬天守が再建されており、続日本100名城(151番)に選定されている。