MustLoveJapan

前山寺

観光案内

前山寺(ぜんさんじ)は、長野県上田にある古刹。真言宗智山派の寺院で本尊は大日如来。独鈷山の麓にある。「未完成の完成の塔」と呼ばれる三重塔があり、国指定の重要文化財である。境内には往年の伽藍の後などが偲ばれ、全体的に荘厳な雰囲気に三重塔が聳え立つ。

参拝者情報
駐車場【有】
トイレ【有】
拝観料:大人200円、高校生100円、小中学生50円。
時間:9:00~16:00

アクセス
別所線塩田町駅からシャトルバスで。


Samurai Movie The Ronins New Wave Samurai Movie.

MLJオンラインショップ

the Ronins 映画好き集まれ!

周囲の地図情報 前山寺

詳細案内

前山寺
宗派:真言宗智山派
開基:弘法大師空海
創建:812年
正式名称:獨股山・独鈷山 前山寺

前山寺縁起
前山寺は、新義真言宗の寺院で、本尊は大日如来、かつては信州四ヶ談林の中に数えられた経学の殿堂であり、塩田城の鬼門に位置してその祈願寺でもあった。

812年に独鈷山を護摩修業の霊場として創立。はじめは古義真言にして法相・三輪両宗を兼ね法歳坊・花義坊・地蔵院といっていたが、鎌倉時代に讃岐国善通寺の長秀上人、伽藍建立を発願してこの地に来止し、その規模をかくだいして正法院前山寺としたと伝えられる。境内にある三重塔は、室町時代の建立といわれ国の重要文化財に指定されている。

三重塔
室町時代建立と推定。国の重要文化財に指定。特徴は、二・三層に窓もなく、また廻縁も包欄もなく、横板壁を張り詰め、各柱の下部からは長い貫が四方に突出していることである。これは未完成のためで、各柱の上部壁際に切り込みがあることからも肯ける。しかしみためには不自然さを感じられず、安定と調和を保つ見事な姿といえる。この塔の様式は鎌倉時代末期にはじまった和様と禅宗様の折衷様式である。